このページは、Codexアプリを初めて開く人が「ログインする」「プロジェクトを選ぶ」「小さく頼む」「差分を見て採用する」までを迷わず進めるための準備編です。次の実践編では、実運用のフォルダ管理、skills、plugins、hooks、automations、設定の応用まで進みます。
公式確認: OpenAI の Get started with Codex と How to get started with Codex、 Working with Codex、 Codex Changelog を元に、講習向けに手順を整理しています。新機能は X: @OpenAI / X: @OpenAIDevs / OpenAI News / openai/codex Releases も確認先にします。
ファイルを読み、編集し、コマンドを実行し、ブラウザで確認できます。だからこそ、作らせっぱなしにせず、差分確認と独立レビューをセットにします。
| 確認先 | URL | 見る理由 |
|---|---|---|
| Codex公式サイト | https://openai.com/codex/ | Codexアプリの位置づけ、対応OS、代表的な機能を確認する。 |
| Codex Changelog | https://developers.openai.com/codex/changelog | 新機能、仕様変更、修正を時系列で追う。 |
| Feature Maturity | https://developers.openai.com/codex/feature-maturity | Experimental / Beta / Stable の扱いを確認する。 |
| OpenAI News | https://openai.com/news/ | 大きな発表、製品横断の発表、公式ブログを確認する。 |
| Codex role/plugin発表 | https://openai.com/index/codex-for-every-role-tool-workflow/ | role-specific plugins、Sites、annotations などの発表元。 |
| X: OpenAI | https://x.com/OpenAI | OpenAI全体の製品発表を追う。 |
| X: OpenAI Developers | https://x.com/OpenAIDevs | 開発者向けのCodex、API、SDK、ツール更新を追う。 |
| GitHub releases | https://github.com/openai/codex/releases | CLIやオープンソース側のリリースを確認する。 |
まずは空フォルダを作り、講習メモ、画像、PDFだけを入れてCodexに見せます。秘密情報や本番データを混ぜない状態で、命名整理、要約、スライド構成を頼みます。
Git管理されたサイトなら、まず差分が出る小さな文言変更から始めます。完成条件は「ブラウザで見える」「差分が読める」「戻せる」の3つです。
最初は見出し変更、色調整、README要約など、失敗しても直しやすい作業から始めます。
BrowserやChromeで表示を見ます。コードだけを見て「できた」と判断しません。
作った人とは別の視点で、壊れそうな点、仕様漏れ、テスト不足を先に出します。
| 項目 | ChatGPT | Codexアプリ |
|---|---|---|
| 役割 | 会話で相談し、文章や案を作る | プロジェクトを読み、編集し、実行と確認まで手伝う |
| 作業場所 | 基本はチャット内 | ローカルフォルダ、GitHub、worktreeなどの作業場を持つ |
| 確認 | ユーザーが別で確認することが多い | テスト、ビルド、ブラウザ確認、レビューまで流れにできる |
| 初心者の期待値 | 「答えを出してくれる」 | 「作業を任せ、差分を見て採用する」 |
| 用語 | 初心者向けの意味 | 初回での扱い |
|---|---|---|
| AGENTS.md | Codexへの会社ルール。毎回言わなくていいことを書く場所 | 最初に確認。なければ簡単に作る |
| worktree | 別フォルダの作業場。本線を汚さず別案を試す | 複数案や大きな変更で使う |
| 独立レビュー | 作った人とは別視点のチェック。褒めるよりリスク優先 | 公開前、アップロード前に必ず使う |
| sandbox | Codexが触れる範囲を制限する安全枠 | 「勝手に壊さない」ための仕組みとして理解 |
| approval | 危ない操作や外部アクセスの前に止まる確認 | 削除、外部接続、秘密情報では慎重に判断 |
| hooks | 作業前後に自動で走るチェック係 | 初回は存在だけ理解。自作は後回し |
| MCP | 外部ツールへの接続口。Codexに道具を増やす仕組み | 仕組みとして理解。詳細設定は必要時 |
| Apps / Connectors | GitHub、Gmail、Figmaなど、実際につなぐサービス | ログイン済みサービスを扱う時に使う |
| Browser | Codex内ブラウザ。ローカルサイトの確認に向く | 表示確認の基本 |
| Chrome | 自分のログイン済みChromeを使う | 会員画面、管理画面、ログイン必須ページで使う |
| Computer Use | WindowsアプリやPC操作を扱う | ブラウザ外の画面操作が必要な時だけ |
| goal | 完了条件を持たせる考え方 | 長い作業では「どこまでやったら完了か」を指定 |
| automation | 定期チェックや後追いを任せる仕組み | 毎週確認、監視、リマインドなどで使う |
| 公式プラグイン | 向いている人 | できることの例 |
|---|---|---|
| Data analytics | 分析担当、経営、現場リーダー | データを調べる、指標変化の理由を説明する、レポートやダッシュボードを作る |
| Creative production | マーケ、制作、EC、広告担当 | 企画書からキャンペーン案、広告バリエーション、商品ライフスタイル画像、EC向け画像セットを作る |
| Sales | 営業、CS、商談担当 | 優先アカウントの抽出、商談準備、フォローアップ、顧客情報更新、失注リスク確認を行う |
| Product design | プロダクト担当、UI/UX、事業企画 | 初期アイデアを試作品にする、ユーザーフローを監査する、ライブURLやスクリーンショットからプロトタイプを作る |
| Public equity investing | 投資、IR分析、上場企業調査 | 決算レビュー、企業比較、投資仮説の強弱確認、市場情報の整理を行う |
| Investment banking | 投資銀行、M&A、財務アドバイザー | ピッチ資料、類似企業・類似取引分析、デューデリジェンス内容をクライアント向け資料にまとめる |
「プラグインを入れる」とは、Codexにその仕事の進め方と接続先をまとめて渡すことです。たとえばCreative productionなら制作系、Salesなら営業系、Product designなら試作品づくりの作業を始めやすくなります。
| 種類 | 言い換え | 何に使うか | 初回教材での扱い |
|---|---|---|---|
| skills | 作業手順書 | 特定作業の進め方をCodexに渡す | 必須。例だけ見る |
| hooks | 自動チェック係 | 作業前後にlint、記録、確認などを走らせる | 概念だけ。設定は後回し |
| scripts | 便利ボタンの中身 | よく使う処理を実行ファイルにまとめる | 軽く触れる |
| assets | 素材箱 | 画像、テンプレ、サンプル素材を置く | 軽く触れる |
| MCP | 外部サービスへの接続口 | DB、ブラウザ、独自ツールなどにつなぐ | 例だけ。深掘り不要 |
| apps | 実際につなぐアプリ | GitHub、Gmail、Figma、Canvaなどの連携先 | 実用例として見せる |
たとえば、編集後に整形する、実行前に危険操作を止める、完了後に記録する、といった用途です。初心者は「自動チェック係がいる」と覚えれば十分です。